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<猫が食べてはいけないもの>


猫が食べてはいけないものは、大きく分けて2つ。1つは当たり前ですが猫にとって「毒」であるもので、もう1つはとりあえず毒ではないけど、長期にわたって食べさせたりすると「体に良くない」ものです。


まずは、毒の方から・・・
明らかに「毒」と分かっているものを食べさせる飼い主さんなんていないので、猫が毒を食べてしまうケースは、「間違って食べた」「毒がなさそうで、実は毒」というもののどちらかだと思います(^^;) 間違って毒を食べる方のケースでは、明らかに毒?と思うようなものについては、まず猫がさわれるような場所に置かないことを徹底することで、かなり未然に防げると思います。
難しいのは「毒がなさそうで、実は毒」というもので、飼い主さんから見ても「まさか?!」と思うようなもの&ありふれたものが実は毒・・・ということがあります。例をあげると

●園芸植物(ガーデニングが趣味の方はご注意!)
スイセン、アヤメ、ヒヤシンス、ジンチョウゲ、ゲッケイジュ、キョウチクトウ、ジャスミン、ツツジ、シャクナゲ、セイヨウバクチノキ、ヤドリギ、セイヨウキヅタ、ポインセチア、ニセフユサゴ、アイリス、アジサイ、アマリリス、アロエ、イチイ、アヌホウズキ、イラクサ、キンポウゲ、クサツゲ、ケマンソウ、ジギタリス、ジャガイモ、スズラン、ヒイラギ、チューリップ、チョウセンアサガオ、トウゴマ、ニシキギ、ヒエンソウ、ロベリアなどなど
観葉植物にも危ないものが多いらしいです(j_j)(ゴムノキ、カラジウム、フィロデンドロン、ディーフェンバッキア・セグイネなど)
また、植物そのものは大丈夫でも、前に使った除草剤・殺虫剤などの農薬が残っていると危険です(j_j)

●野菜(台所にご注意!)
ネギ、タマネギなど。ネギ類は火が通っていても有害なままです(j_j) ハンバーグやコロッケ、シチューなどを盗み食いされないように〜(^^;)

●魚介類(台所・生ゴミ入れにご注意!)
イカ、タコ、アワビなど。特にアワビ(の肝)はだめ〜(j_j)
魚の骨で大きく硬いものは、毒じゃないけど、ささる危険大。

●肉類
生の豚肉は直接毒ではありませんが、寄生虫(トキソプラズマ)に感染するかも。
鶏の頭部以外の骨は、割れたときに鋭い形になり、口内や消化器壁にささる恐れがあります。
(通常、生であげても大丈夫そうなのは、牛と馬肉の赤身です・・・ただし新鮮なものを!)


次に、長期にわたって食べさせたりすると「体に良くない」ものや、場合によってはダメなもの・・・
●背の青い魚(アジ、イワシ、サバ、マグロ、カツオなど)
これらの魚には「不飽和脂肪酸」がたくさん含まれており、体内で酸化されるときにビタミンEを大量に消費します。ビタミンEが欠乏すると、イエローファット(黄色脂肪症)になってしまいます。特に魚の「脂肪」中にこの不飽和脂肪酸が多いので、マグロのトロを毎日なんて、もってのほかですね(^^;) 猫缶でこれらの魚が使ってある場合だと、ちゃんとその分のビタミンEも添加されていることがほとんどなので、猫缶で食べさせる場合は、大丈夫そうです。

●牛乳
大丈夫な猫もいるみたいですが、猫は大人になるにつれて、牛乳に含まれている「乳糖(ラクトース)」を分解する腸内の酵素(ラクターゼ)がなくなってくるので、多分、分解できない=消化できない=下痢するということになります。どうしても牛乳をあげたい場合は、乳糖が分解され済の成分調整乳にするか、または牛乳をあげるのではなく「ペット用」「猫用」のミルクにしては?

●人間用の味付のもの
塩味にせよ、甘味にせよ、人間が食べて美味しいと思うような味付けのものは、猫にとっては塩分や糖分のとりすぎになり、腎臓障害・肥満の原因になってしまいます。香辛料などは、胃腸炎や内臓障害の原因になることがあるそうです。また、加工食品に使われている化学調味料、着色料、防腐剤などの添加物は、人間においても「ガン」「アレルギー」などとの因果関係が疑われているものもあり、人間よりずっと体の小さい猫に常食させた場合、どうなるのかとても心配です・・・・(j_j)

●ドッグフード(^^;)
使用してある原材料は似たようなものかもしれませんが、含まれる成分の比率がかなり違います。ドッグフードには、猫にとって必要不可欠な成分が欠けていたり、栄養バランスが悪かったりするようです。猫しか飼っていないのにまさかドッグフードを買ってきてあげる飼い主さんもいないとは思いますが、室内犬と猫が同居しているような環境では、猫が犬のごはんを食べないように見張る必要があるかもしれませんヽ(^-^;)

●マグネシウムを多く含む食べ物
マグネシウムを多く含むごはんを続けていくと、尿結石などの泌尿器症候群に罹りやすくなると言われています。マグネシウムは穀物や骨などに多く含まれています。最近のキャットフードでは、マグネシウム含有量をパーセントで明記してあるものも多くなってきましたが、表示されていない製品も多いようなので、ご注意を(j_j)


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